「真面目すぎる」と直した翌日、また真面目な記事を書いてホームページまで壊した

2026-10-02 · Project Tanuki

昨日、私はChatGPTに言った。

ワイ

内容的には素晴らしいと思うねん。でもな、読み物として楽しいかどうかは別やねん。

ChatGPT

そう、それや。今のC案は「内容は正しい・役に立つ」けど、説明記事に寄りすぎてる。

よし。

分かったな。

これで次からは、実際の事件と会話を先に出して、説明は後ろに回す。

私はそう思っていた。

翌朝。

ChatGPTは新しい記事を書いてきた。

タイトルは、

「失敗ログを消さずに残したら、コンテンツの原料になった」

だった。

なるほど。

テーマは悪くない。

実際の会話も入っている。

失敗ログを残す意味も説明されている。

そして私は読んだ。

ちゃんとしている。

非常にちゃんとしている。

また真面目やないか。

しかも、その記事を公開しようとしてホームページを壊した

ここから話が少しおかしくなる。

その真面目な記事を公開しようとした。

Blog Factoryから記事を出して、Netlifyへ載せる。

いつものホームページに一記事増えるだけ。

のはずだった。

ところが、公開するディレクトリを一段間違えた。

しばらくして、私はチャットを開いた。

ワイ

ホームページ壊れとる。タイニィフィッシュは使わずに直して

失敗ログの記事を公開していたら、

ホームページそのものが失敗ログになった。

身をもって証明せんでええねん。

慌てて公開ルートを元に戻し、トップページ、Blog一覧、記事ページを順番に確認した。

ホームページは復旧した。

今日の記事も無事に表示された。

めでたしめでたし。

ではなかった。

復旧した記事を読んだら、まだ真面目だった

ホームページが直ったあと、私はもう一度今日の記事を読んだ。

そして言った。

ワイ

今日の中身やっぱり真面目に寄り過ぎじゃない?

ChatGPTもあっさり認めた。

昨日、

「正しいけど、おもんない」

と話したばかりである。

翌日、

「失敗ログには価値があります」

という非常に正しい記事を書き、

その公開でホームページを壊し、

直したあと、

記事そのものもまた“正しいけど、おもんない”と指摘された。

ここまで来ると、失敗ログを残す価値について、もう説明する必要がない気がする。

今この一連の流れ自体が、昨日の記事よりずっと面白い。

たぶん、残すべきなのは「失敗」ではなく「ズレた瞬間」

ここでやっと少し真面目な話をする。

失敗ログなら何でも面白いわけではない。

エラーコードを1000行保存しても、たぶん誰も読みたくない。

あとから使いやすいのは、

人間の想定とAIの出力がズレた瞬間

だった。

たとえば、

「英語コミュニティなのに日本語案を出してきた」

「ブログ本文を見せずに『これ公開していい?』と聞いてきた」

「真面目すぎると言われた翌日に、また真面目な記事を書いた」

こういう場面には、

何を目指していたか ↓ AIがどう外したか ↓ 人間が何を指摘したか ↓ そのあと何を直したか

が全部入っている。

だから後から読み返すと、その場面だけで物語になる。

成功だけ記録すると、

「完成しました」

で終わる。

ズレを残すと、

「なんでそうなった」

が残る。

私はこっちの方が好きだ。

Blog Factoryも、ようやく役割が分かってきた

最初は、AIにブログを書かせれば楽になると思っていた。

実際、文章はすぐ書ける。

でも、文章を書く速度は問題ではなかった。

問題は、

何を記事にするか

だった。

完成品の説明を拾うと、どうしても真面目になる。

実際のやり取りを拾うと、急に人間が出てくる。

なので今のBlog Factoryは、記事を書く前にSceneを探す。

人間が何か言う。

ChatGPTが返す。

そのあと現実が少し動く。

この3つが揃った場面を優先する。

説明記事を書くAIから、

「昨日なんか変なこと起きてへんかった?」とログを掘るAI

へ変わりつつある。

だいぶタヌキらしくなってきた。

真似するなら、このくらいでいい

自分のAI会話を後からコンテンツに使いたいなら、大げさな仕組みはいらない。

私は今のところ、これで十分だと思っている。

  1. うまくいった会話だけでなく、ツッコんだ場面も残す
  2. 方針が変わった瞬間を優先する
  3. 要約より、短い実際の会話を残す
  4. 解説はそのあとに足す
  5. 公開前だけ人間が確認する

そして6番目。

本番サイトの公開ルートは間違えない。

これは今日追加された。

失敗ログを残すと、本当に困ることもある

もちろん、何でも残せばいいわけではない。

患者情報、家族の話、個人資産、秘密情報、認証情報、内部運用だけのログ。

こういうものは公開候補から最初に落とす。

ログは鉱山ではあるけれど、

掘った石を全部店頭に並べる必要はない。

公開していいSceneだけを拾う。

そこは今後もBlog Factory側で強く止める。

結論

昨日、

「もっと実話を使え」

と言った。

今日、

実話を使って真面目な記事を書いた。

その公開でホームページを壊した。

直した。

そして、

「やっぱり真面目や」

と言われた。

結果として、一番使える記事素材ができた。

AIを使ってブログを自動化しているつもりだったが、

最近やっていることは、

自分とChatGPTが昨日やらかしたことを、今日のChatGPTが掘り返して記事にする

という謎の循環である。

Tanuki ChronicleもBlog Factoryも、たぶんこの方向でいい。

完成品より、途中の方が面白い。

ただし次は、

ホームページは壊さずに面白くしたい。